バイク用品の中でも、最初にちゃんと選んでおきたいのが ヘルメット です。
正直、ヘルメットはデザインで選びたくなります。
かっこいいものを選ぶと気分も上がりますし、バイクとの相性も気になりますよね。
ただ、ヘルメットで一番大事なのは、やはり 安全性 と 自分の頭に合っているか です。
見た目が気に入っていても、サイズが合っていなかったり、長時間かぶると痛くなったり、曇りやすくて視界が悪かったりすると、実際にはかなり使いにくくなります。
とはいえ、初めてヘルメットを選ぶときは、わからないことも多いです。
「フルフェイスとジェット、結局どっちがいいの?」
「PSC・SG・JISって何を見ればいいの?」
「安いヘルメットでも問題ない?」
「AraiやSHOEIみたいな有名ブランドは何が違うの?」
「インナーバイザーやピンロックって本当に必要?」
このあたりで迷う人はかなり多いと思います。
そこでこの記事では、バイク初心者向けに、ヘルメットの種類・安全基準・あると便利な機能・有名ブランドの特徴 をできるだけわかりやすく解説していきます。
「とりあえず何を基準に選べばいいのか」がわかるようにまとめているので、初めてヘルメットを買う人はぜひ参考にしてみてください。
初心者はフルフェイスかジェットヘルメットがおすすめ
初心者が最初に選ぶなら、基本的には フルフェイスヘルメット か ジェットヘルメット がおすすめです。
安全性を重視するならフルフェイス。
街乗りや通勤の使いやすさを重視するならジェットヘルメットも候補になります。
一方で、半ヘルタイプは保護範囲が少ないため、初心者の最初の1個としてはあまりおすすめしにくいです。
| 種類 | 向いている人 |
|---|---|
| フルフェイス | 安全性重視、ツーリング、高速道路を使う人 |
| ジェット | 街乗り、通勤、視界の広さを重視する人 |
| システム | フルフェイスの安心感と開放感の両方が欲しい人 |
| オフロード | 林道・オフロード・アドベンチャーバイクに乗る人 |
| 半ヘル | 近距離向けだが、保護範囲は少なめ |
迷ったら、最初は フルフェイスヘルメット を選ぶと失敗しにくいです。
ヘルメットの種類と特徴
フルフェイスヘルメット
フルフェイスヘルメットは、頭全体からあご周りまで覆うタイプです。
安全性を重視するなら、まず候補にしたい種類です。
顔全体を守りやすく、風や虫、小石なども受けにくいので、ツーリングや高速道路にも向いています。
メリット
- 顔全体を守りやすい
- 風切り音を抑えやすい
- 高速道路や長距離ツーリングに向いている
- 冬も寒さを感じにくい
- スポーティなデザインが多い
デメリット
- 夏は暑く感じやすい
- 脱ぎ被りが少し面倒
- 視界や開放感はジェットより少なめ
- モデルによっては重い
初心者で「安全性を優先したい」「高速道路も走りたい」「長く使える1個が欲しい」という人には、フルフェイスがかなりおすすめです。
ジェットヘルメット
ジェットヘルメットは、あご部分が開いているタイプです。
視界が広く、脱ぎ被りもしやすいため、街乗りや通勤で人気があります。
メリット
- 視界が広い
- 開放感がある
- 脱ぎ被りしやすい
- 街乗りや通勤に使いやすい
- 会話やちょっとした確認がしやすい
デメリット
- あご部分の保護が弱い
- 高速道路では風を受けやすい
- 冬は顔まわりが寒くなりやすい
- 転倒時の顔面保護ではフルフェイスに劣る
125ccスクーターや街乗りメインなら、ジェットヘルメットもかなり使いやすいです。
ただし、安全性を最優先するならフルフェイスを選んだ方が安心です。
システムヘルメット
システムヘルメットは、あご部分を上に開けられるタイプです。
フルフェイスのように顔を覆いながら、停車時などにチンガードを上げて開放感を得られます。
メリット
- フルフェイスに近い安心感がある
- 停車中に顔を出しやすい
- メガネの人でも使いやすい
- ツーリングで便利
- インカムとの相性が良いモデルも多い
デメリット
- フルフェイスより重くなりやすい
- 価格が高めになりやすい
- 構造が複雑
- モデルによっては風切り音が大きい
通勤からツーリングまで1個で使いたい人や、メガネをかける人にはかなり便利です。
ただし、重さが気になる人は実際にかぶって確認した方が良いです。
オフロードヘルメット
オフロードヘルメットは、バイザーが付いたタイプで、あご部分が前に出ている形が特徴です。
林道やオフロード走行、アドベンチャーバイクに似合いやすいヘルメットです。
メリット
- オフロードや林道に向いている
- 通気性が良いモデルが多い
- ゴーグルと組み合わせやすい
- アドベンチャーバイクと相性が良い
- 見た目に個性がある
デメリット
- 高速道路ではバイザーが風を受けやすい
- 街乗りだけならやや大げさに見える場合がある
- ゴーグルタイプは雨の日に不便なこともある
- 収納スペースに入らないことがある
オフロードバイクやアドベンチャー系に乗る人には似合いますが、通勤や街乗りだけならフルフェイスやジェットの方が使いやすい場合があります。
バイク用ヘルメットで確認したい安全基準
ヘルメットを選ぶときは、デザインや価格だけでなく 安全基準のマーク を確認しましょう。
国内で正規に販売されているバイク用ヘルメットには、PSCマークの貼付が義務づけられています。また、SHOEIは国内向けモーターサイクル用ヘルメットにJISマークとPSCマークのステッカーが貼られていると説明しています。
PSCマーク
PSCマークは、バイク用ヘルメットを選ぶときにまず確認しておきたいマークです。
PSCは、日本国内で販売される一部の製品に対して、安全性を確認するために使われるマークです。バイク用ヘルメットの場合も、日本で販売される乗車用ヘルメットとして、必要な基準を満たしているかを見るうえで重要なポイントになります。
かなり簡単にいうと、PSCマークは「日本国内でバイク用ヘルメットとして販売するために必要な安全表示」 です。
特に注意したいのは、ネット通販でヘルメットを買う場合です。
最近は、見た目がかっこよくて価格も安い海外製ヘルメットやノーブランド品も多く販売されています。
ただし、その中には日本国内でバイク用として使う前提の安全基準を満たしているか分かりにくいものもあります。
見た目だけでは、安全なヘルメットかどうかは判断できません。
そのため、初心者がヘルメットを選ぶときは、デザインや価格だけで決めずに、まず PSCマークが付いているか を確認しましょう。
バイク用品店で販売されている国内正規品であれば確認しやすいですが、通販の場合は商品画像や説明欄をしっかり見ることが大切です。
もし商品ページにPSCマークの記載がなかったり、バイク用なのか分かりにくかったりする場合は、無理に選ばない方が安心です。
ヘルメットは、転倒時に頭を守るための大切な装備です。
「安いから」「見た目が好みだから」だけで選ぶのではなく、最低限の安全表示が確認できるものを選ぶようにしましょう。
SGマーク
SGマークは、製品安全協会が定める安全基準に適合した製品に付けられるマークです。
バイク用ヘルメットでは、PSCマークとあわせてSGマークが付いているものも多くあります。
SGマークが付いているヘルメットは、一定の安全基準を満たしているだけでなく、万が一の事故に関する賠償制度の対象になる場合があります。
初心者向けにかなり簡単にいうと、SGマークは「安全基準を満たした製品ですよ」と示す目安のひとつ です。
また、SGマークには有効期間があります。
ヘルメットの場合、目安として 購入後3年程度 が交換時期としてよく案内されています。
これは、ヘルメットが見た目ではきれいでも、内装や衝撃を吸収するライナー部分が少しずつ劣化していくためです。
特に以下のような場合は、3年以内でも交換を検討した方が安心です。
- 転倒や事故でヘルメットに衝撃を受けた
- 高い場所から落としてしまった
- 内装がへたってフィット感が悪くなった
- シールドや留め具に不具合が出てきた
- 長期間、直射日光や高温の場所に置いていた
ヘルメットは一度買えばずっと使えるものではありません。
命を守る装備なので、古くなったヘルメットを無理に使い続けるより、定期的に買い替えることも大切です。
JIS規格
JIS規格は、日本の工業製品に関する規格です。
バイク用ヘルメットにおいては、一定の安全性能を満たしているかを判断する目安になります。
JISマークが付いているヘルメットは、日本国内の基準に基づいて作られているため、初心者でも安心して選びやすいです。
ヘルメット選びでよく出てくる安全基準には、PSCマーク、SGマーク、JIS規格があります。
それぞれ少し意味は違いますが、初心者がざっくり理解するなら、以下のようなイメージです。
| マーク・規格 | 簡単な意味 |
|---|---|
| PSCマーク | 日本国内で販売される乗車用ヘルメットとして必要なマーク |
| SGマーク | 製品安全協会の安全基準に適合した製品のマーク |
| JIS規格 | 日本の工業規格に基づく安全性能の目安 |
国内正規品のヘルメットを選ぶ場合は、PSC・SG・JISの表示を確認しておくと安心です。
特に初心者は、よく分からない海外製品や極端に安いヘルメットよりも、国内で正規販売されているメーカー品を選ぶ方が失敗しにくいです。
SNELL規格
SNELL規格は、アメリカのスネル記念財団が定めているヘルメットの安全規格です。
日本でよく見るPSC・SG・JISとは別の規格で、より厳しい安全基準として知られています。
特に、スポーツ走行やサーキット走行をする人、安全性をより重視したい人が注目する規格です。
SNELL規格に対応したヘルメットは、衝撃吸収性能や耐久性など、厳しいテストをクリアしているモデルが多いです。
ただし、初心者が街乗りや通勤で使う場合、必ずしもSNELL規格が必要というわけではありません。
もちろん、安全性を重視してSNELL対応モデルを選ぶのは良い選択です。
しかし、ヘルメット選びではSNELLの有無だけでなく、
- 自分の頭に合っているか
- 長時間かぶっても痛くならないか
- 用途に合っているか
- 国内正規販売品か
- PSCやSGなど国内で必要な表示があるか
もあわせて確認することが大切です。
つまり、SNELL規格は安全性を判断するうえで魅力的なポイントですが、SNELLマークがあるから何でもOKというわけではない ということです。
国内で使うなら、日本向けに正規販売されているヘルメットかどうかも確認しておきましょう。
MFJ公認
MFJ公認は、レースやサーキット走行を考えている人が確認したいマークです。
MFJは、日本モーターサイクルスポーツ協会のことで、モータースポーツ競技に関するルールや安全基準を定めています。
MFJ公認ヘルメットは、サーキット走行やレースイベントなどで使用できる基準を満たしたヘルメットです。
街乗りや通勤、普通のツーリングだけで使う場合は、MFJ公認は必須ではありません。
そのため、初心者が通勤や休日ツーリング用にヘルメットを選ぶだけなら、まずはPSC・SG・JISなどを確認すれば十分です。
ただし、将来的に以下のような使い方を考えているなら、MFJ公認モデルを選んでおくと安心です。
- サーキット走行会に参加したい
- レースイベントに出てみたい
- スポーツ走行を本格的に楽しみたい
- 走行会で使えるヘルメットを最初から選びたい
イベントによっては、MFJ公認ヘルメットでないと参加できない場合があります。
サーキット走行を考えている人は、購入前にヘルメット本体やメーカー公式情報でMFJ公認の有無を確認しておきましょう。
日本の法律的に必要なのはどのマーク?
ヘルメットの安全基準には、PSC・SG・JIS・SNELL・MFJなどがありますが、日本国内で販売されるバイク用ヘルメットとして法律上まず重要なのはPSCマーク です。
PSCマークは、消費生活用製品安全法に関係するマークで、日本国内で販売される乗車用ヘルメットに必要な表示です。
つまり、初心者がヘルメットを選ぶときは、まず PSCマークが付いているか を確認しましょう。
SGマークやJIS規格は、安全性を見るうえで参考になるマークです。国内メーカーの正規品では、PSCとあわせてSGやJISの表示があるものも多いです。
一方で、SNELL規格はアメリカの安全規格、MFJ公認は主にレースやサーキット走行向けの基準です。街乗りや通勤だけなら、必須ではありません。
簡単にまとめると、以下のようなイメージです。
| マーク・規格 | 役割 |
|---|---|
| PSCマーク | 日本国内で販売される乗車用ヘルメットに必要 |
| SGマーク | 製品安全協会の安全基準に適合した目安 |
| JIS規格 | 日本の工業規格に基づく安全性の目安 |
| SNELL規格 | より高い安全性を重視したい人向け |
| MFJ公認 | レース・サーキット走行向け |
ネット通販で安いヘルメットを買う場合は特に注意が必要です。
見た目がバイク用に見えても、PSCマークが確認できないものは避けた方が安心です。
迷ったら、PSCマークが確認できる国内正規販売品 を選びましょう。
安全基準はどう見ればいい?
初心者がヘルメットを選ぶときは、まず以下の順番で確認するとわかりやすいです。
| 確認するもの | 重要度 | 見るポイント |
|---|---|---|
| PSCマーク | 高い | 日本国内で販売される乗車用ヘルメットとして必要 |
| SGマーク | 高い | 安全基準と交換目安の確認に役立つ |
| JIS規格 | 高い | 国内基準に基づく安全性能の目安 |
| SNELL規格 | 中〜高 | 安全性をより重視したい人向け |
| MFJ公認 | 用途次第 | サーキットやレースを考える人向け |
街乗り・通勤・ツーリングがメインなら、まずは PSC・SG・JIS を確認しましょう。
スポーツ走行や安全性によりこだわりたいなら、SNELL規格も候補になります。
サーキット走行やレースイベントに参加する予定があるなら、MFJ公認の有無もチェックしておくと安心です。
ヘルメット選びで見るべき機能
ベンチレーション

ベンチレーションとは、ヘルメット内に風を取り込んだり、こもった熱を外へ逃がしたりするための通気口のことです。
ヘルメットをかぶって走っていると、頭まわりは思っている以上に蒸れます。
特に夏場や信号待ちが多い街乗りでは、ヘルメット内に熱がこもりやすく、不快に感じることもあります。
そこで重要になるのがベンチレーションです。
ベンチレーションがしっかりしているヘルメットは、走行中に前方やあご部分から外気を取り込み、頭頂部や後方の排気口から熱気を逃がしてくれます。
簡単にいうと、ヘルメット内の空気を入れ替えてくれる仕組みです。
特にフルフェイスヘルメットは、頭全体からあご周りまで覆うため、安全性が高い反面、ジェットヘルメットよりも密閉感があります。
そのため、ベンチレーション性能によって快適さがかなり変わります。
夏に乗る人はもちろん、通勤で毎日ヘルメットを使う人も、ベンチレーションはしっかり確認しておきたいポイントです。
ベンチレーションがあると便利な人
- 夏場もバイクに乗る人
- 通勤・通学で毎日ヘルメットを使う人
- フルフェイスヘルメットを選ぶ人
- 汗をかきやすい人
- 長距離ツーリングをする人
- 信号待ちや渋滞が多い道を走る人
安いヘルメットにも通気口が付いていることはありますが、上位モデルほど空気の流れや排気のしやすさ、開閉スイッチの操作感までしっかり作られていることが多いです。
また、ベンチレーションは「穴が多ければ良い」というわけではありません。
大切なのは、走行中にしっかり外気を取り込めるか、ヘルメット内の熱や湿気をうまく逃がせるかです。
さらに、冬場や雨の日には通気口を閉じられるかも重要です。
ベンチレーションの開閉がしやすいモデルなら、暑い日は開けて涼しく、寒い日は閉じて冷気を抑えるといった使い分けができます。
ヘルメットを選ぶときは、デザインや価格だけでなく、ベンチレーションの位置や開閉のしやすさもチェックしておくと、実際に使ったときの快適さがかなり変わります。
インナーバイザー

インナーバイザーは、ヘルメット内部に収納されたサングラスのようなシールドです。
日差しが強いときに、レバー操作で下ろして使えます。
メリット
- まぶしさを軽減できる
- サングラスを別で持たなくていい
- トンネルや夜間では収納できる
- 通勤やツーリングで便利
朝日や夕日がまぶしい時間帯に通勤する人には、かなり便利な機能です。
ただし、インナーバイザー付きヘルメットは少し重くなりやすい傾向があります。
ピンロックシート対応

ピンロックシートは、シールドの内側に取り付ける曇り止めシートです。
寒い日や雨の日は、ヘルメットのシールドが曇りやすくなります。
曇ると視界が悪くなり、とても危険です。
こんな人におすすめ
- 冬も乗る人
- 雨の日も通勤する人
- フルフェイスを使う人
- 朝晩の気温差がある時間に乗る人
ピンロック対応のヘルメットを選んでおくと、あとから曇り対策がしやすいです。
内装の取り外し・洗濯
ヘルメットは汗や皮脂で内装が汚れます。
特に夏場や通勤で毎日使う場合、内装を外して洗えるかはかなり大事です。
チェックポイント
- チークパッドを外せるか
- 頭頂部の内装を外せるか
- 交換用内装が販売されているか
- サイズ調整用パッドがあるか
長く清潔に使いたいなら、内装が取り外せるモデルを選びましょう。
メガネ対応
メガネをかける人は、メガネスリットがあるか確認しましょう。
ヘルメットによっては、メガネのつるが入りにくく、こめかみが痛くなることがあります。
メガネユーザーは、必ず試着して確認した方が安心です。
インカム取り付けスペース
最近は、ヘルメットにインカムを付ける人も多いです。
ナビ音声を聞いたり、ツーリング仲間と会話したりするのに便利です。
ヘルメットによっては、スピーカーホールや配線スペースが用意されています。
インカムを使う予定があるなら、最初から対応しやすいモデルを選ぶと取り付けが楽です。
軽さ
ヘルメットは軽いほど首や肩が疲れにくいです。
特に長距離ツーリングや毎日の通勤では、重さの違いが疲れに影響します。
ただし、軽さだけで選ぶのではなく、安全性・フィット感・静粛性とのバランスも大切です。
サイズ選びが一番大事
どれだけ高級なヘルメットでも、サイズが合っていなければ本来の性能を発揮しにくくなります。
ヘルメット選びで一番大事なのは、自分の頭に合っていること です。
サイズ確認の流れ
- メジャーで頭囲を測る
- メーカーのサイズ表を見る
- 実際に試着する
- 頬が軽く押されるか確認する
- 頭頂部やこめかみが痛くないか確認する
- あごひもを締めて、ズレないか確認する
試着したときに、少しきついくらいがちょうどいいこともあります。
ただし、強く痛い部分があるならサイズや形が合っていない可能性があります。
初心者が失敗しやすいポイント
安さだけで選ぶ
ヘルメットは命を守る装備なので、安さだけで選ぶのはおすすめしません。
もちろん、高ければ必ず安全というわけではありませんが、極端に安いノーブランド品は避けた方が安心です。
デザインだけで選ぶ
見た目が気に入ることは大切です。
ただし、デザインだけで選ぶと、重い・暑い・サイズが合わない・視界が悪いなどの失敗につながることがあります。
試着せずに買う
同じMサイズでも、メーカーによってかぶり心地は違います。
できればバイク用品店で試着してから選ぶのがおすすめです。
用途に合わない種類を選ぶ
通勤メインなのに暑くて重いヘルメットを選んだり、高速道路をよく使うのに開放感重視のヘルメットを選んだりすると、あとで使いにくく感じることがあります。
有名ヘルメットブランドの特徴
Arai
Araiは、日本を代表するヘルメットブランドのひとつです。
安全性へのこだわりが強く、SNELL規格や独自の安全思想でも知られています。
アライは、PSC安全基準やJIS、SNELL、MFJなど各種規格について公式に詳しく説明しており、安全性を重視するライダーから高い信頼があります。
向いている人
- 安全性を重視したい人
- 長く使える高品質なヘルメットが欲しい人
- ツーリングやスポーツ走行をする人
- 国産ブランドを選びたい人
SHOEI
SHOEIも、日本を代表する有名ヘルメットブランドです。
安全性だけでなく、快適性・静粛性・空力性能などのバランスが良いブランドとして人気があります。
SHOEIは、国内向けヘルメットにJISマークとPSCマークのステッカーが貼られていることや、X-Fifteenなど一部モデルでJIS規格・FIM規格・MFJ公認などを案内しています。
向いている人
- 快適性も安全性も重視したい人
- 静かなヘルメットが欲しい人
- ツーリングで長時間かぶる人
- 高品質な国産ブランドを選びたい人
OGK KABUTO
OGK KABUTOは、コスパの良さと実用性で人気のある国内ブランドです。
AraiやSHOEIより手に取りやすい価格帯のモデルも多く、初めてのヘルメットにも選びやすいです。
ブランドとしては、二輪用ヘルメットや自転車用ヘルメットなど幅広い製品を展開しています。
向いている人
- コスパを重視したい人
- 通勤・街乗り用を探している人
- 初めてのヘルメットを選ぶ人
- 価格と機能のバランスを取りたい人
HJC
HJCは、世界的に展開しているヘルメットブランドです。
日本向けにもフルフェイスやシステムヘルメットなどを展開しており、モデルによってはSG・JIS規格が案内されています。
デザインの選択肢が多く、価格帯も幅広いので、コスパ重視の人にも選びやすいブランドです。
向いている人
- 海外ブランドも候補にしたい人
- デザインの選択肢を増やしたい人
- コスパ重視で選びたい人
- フルフェイスやシステムヘルメットを探している人
WINS
WINSは、比較的手に取りやすい価格帯のモデルも多い国内ブランドです。
ウインズジャパンは、自社ヘルメットについて、JIS基準と同等の全排気量対応のSG基準を取得していると説明しています。
インナーバイザー付きモデルや軽量モデルなど、日常使いしやすい製品もあります。
向いている人
- コスパ重視で選びたい人
- 通勤や街乗り用に使いたい人
- インナーバイザー付きが欲しい人
- 国産ブランドから選びたい人
用途別のおすすめヘルメットタイプ
| 用途 | おすすめタイプ |
|---|---|
| 通勤・街乗り | ジェット / システム / 軽めのフルフェイス |
| 高速道路 | フルフェイス / システム |
| 長距離ツーリング | フルフェイス / システム |
| 125ccスクーター | ジェット / フルフェイス / システム |
| 250cc以上 | フルフェイスがおすすめ |
| オフロード・林道 | オフロード / アドベンチャー |
| サーキット走行 | MFJ公認のフルフェイス |
価格帯の目安
| 価格帯 | 特徴 |
|---|---|
| 1万円台 | 最低限の街乗り向け。機能はシンプル |
| 2〜3万円台 | 初心者が選びやすい実用モデルが多い |
| 4〜6万円台 | 快適性・静粛性・機能性が上がる |
| 7万円以上 | 高性能モデル、スポーツ走行や長距離向け |
初心者の場合、最初から最高級モデルを買う必要はありません。
ただし、あまりにも安すぎるものではなく、安全基準が確認できるメーカー品 を選ぶのがおすすめです。
初心者におすすめの選び方
通勤メインなら
通勤で使うなら、以下を重視しましょう。
- 軽さ
- 内装が洗える
- インナーバイザー
- ピンロック対応
- 脱ぎ被りのしやすさ
- 収納スペースに入るか
125ccスクーターなら、ジェットヘルメットも使いやすいです。
ただし、安全性を重視するならフルフェイスもおすすめです。
ツーリングメインなら
ツーリングでは、長時間かぶる快適性が大切です。
- 静粛性
- ベンチレーション
- 軽さ
- ピンロック対応
- インカム取り付けやすさ
- 高速走行時の安定感
このあたりを見ると失敗しにくいです。
安全性重視なら
安全性を重視するなら、フルフェイスを選びましょう。
そのうえで、
- PSC
- SG
- JIS
- SNELL
- MFJ公認
などの表示を確認すると安心です。
街乗りだけならPSC・SG・JISが確認できる正規販売品、サーキットも考えるならMFJ公認モデルが候補になります。
まとめ
バイク用ヘルメットを選ぶときは、見た目や価格だけでなく、安全基準・サイズ・用途・機能を確認することが大切です。
初心者が最初に選ぶなら、安全性を重視した フルフェイスヘルメット が最も無難です。
街乗りや通勤中心なら、視界が広くて使いやすい ジェットヘルメット も候補になります。
ヘルメットを選ぶときは、PSC・SG・JISなどの安全基準を確認し、できれば実店舗で試着して、自分の頭に合うものを選びましょう。
有名ブランドでは、Arai、SHOEI、OGK KABUTO、HJC、WINSなどが候補になります。
特にヘルメットは、バイク用品の中でも命を守る重要な装備です。
安さだけで選ばず、安心して長く使える1つを選ぶのがおすすめです。


