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バイクカスタムはどこまでOK?違反になりやすい保安基準を初心者向けに解説

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バイクカスタムは、見た目や乗りやすさを自分好みに変えられる楽しい要素です。

ただし、公道を走るバイクには保安基準があります。

「取り付けできたからOK」
「車検がない排気量だからOK」
「ネットで売っていたからOK」

というわけではありません。

特に、ヘッドライト・ウインカー・マフラー・テールランプ・ハンドルまわりは、カスタムで違反になりやすい部分です。

ここでは、パーツごとに注意したい法律・保安基準のポイントをわかりやすくまとめます。

ばいびー

カスタムやりすぎは危険!だけどかっこいいよなあ。。。あこがれ

目次

ヘッドライトのカスタムで注意すること

ヘッドライトは、夜間に前方を照らすだけでなく、周囲に自分の存在を知らせる大切なパーツです。

LED化やHID化、バルブ交換などは人気のカスタムですが、色や明るさ、光軸に注意が必要です。

ヘッドライトの色

ヘッドライトの色は、基本的に 白色 が基準です。

年式によって細かい違いはありますが、平成18年1月1日以降に製作された車両では、前照灯の色は白色とされています。

そのため、以下のようなカスタムは注意が必要です。

  • 青すぎるLEDヘッドライト
  • 黄色すぎるヘッドライト
  • 紫っぽく見えるHID
  • ドレスアップ目的のカラーバルブ

見た目では「白っぽい」と感じても、実際には青すぎて車検や点検でNGになる場合があります。

特にケルビン数が高すぎるバルブは、青白く見えやすいので注意しましょう。

明るさと光軸にも注意

ヘッドライトは、暗すぎても明るすぎても問題になります。

走行用前照灯は、夜間に前方100m先の障害物を確認できる性能が求められています。

ただし、明るければ何でも良いわけではありません。

LEDバルブに交換すると、純正ライトと光の広がり方が変わり、光軸がズレることがあります。

光軸がズレると、

  • 対向車にまぶしい
  • 手前ばかり照らして遠くが見えない
  • 上方向に光が漏れる
  • 車検や点検でNGになる

といった問題が出ます。

ヘッドライトを交換したら、できればショップで光軸調整をしてもらうのがおすすめです。

常時点灯も確認

平成10年4月1日以降に製作されたバイクは、エンジン作動中に前照灯が点灯する構造が求められています。

そのため、対象年式のバイクでライトを任意に消せるようにするカスタムは注意が必要です。

古いバイク風にライトスイッチを付けたい場合でも、年式によっては基準に合わない可能性があります。

ヘッドライトのOK・NG目安

内容目安
基本は白色
青すぎるライトNGになりやすい
黄色すぎるライト年式によって注意
明るさ暗すぎても明るすぎても注意
LED化光軸調整が重要
常時点灯平成10年4月1日以降の車両は注意

ウインカーのカスタムで注意すること

ウインカーは、小型LEDに交換したり、スモークレンズにしたりする人が多いパーツです。

ただし、ウインカーは色・点滅速度・取り付け位置などに基準があります。

ウインカーの色は橙色

ウインカーの灯光の色は 橙色 である必要があります。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、方向指示器の灯光の色は橙色とされています。

そのため、以下のようなウインカーは避けましょう。

  • 白く光るウインカー
  • 赤く光るウインカー
  • 青く光るウインカー
  • 紫やスモークで色が分かりにくいウインカー

レンズがクリアでも、発光色が橙色なら問題になりにくいです。

逆に、レンズやバルブの組み合わせで橙色に見えにくい場合は注意が必要です。

点滅速度にも決まりがある

ウインカーは、一定の周期で点滅する必要があります。

一般的な目安として、毎分60回以上120回以下の一定周期で点滅することが求められます。

LEDウインカーに交換すると、消費電力の違いで点滅が異常に速くなることがあります。

これがいわゆる ハイフラ です。

ハイフラ状態のまま走ると、基準に合わない可能性があります。

LEDウインカーに交換する場合は、

  • LED対応リレーに交換する
  • 抵抗を入れる
  • 車種専用品を選ぶ

といった対策が必要です。

取り付け位置も大切

ウインカーは、見えればどこでも良いわけではありません。

二輪車の方向指示器は、照明部の中心が地上2.3m以下となるように取り付ける基準があります。

また、前後左右からしっかり見える位置に取り付ける必要があります。

以下のようなカスタムは注意が必要です。

  • 小さすぎて見えにくいウインカー
  • 車体の内側に入りすぎて見えにくい
  • サイドバッグで隠れる
  • ナンバーやフェンダーに隠れる
  • 左右非対称に取り付ける

見た目をスッキリさせたい気持ちは分かりますが、周囲に意思表示できないウインカーは危険です。

ウインカーのOK・NG目安

内容目安
橙色
点滅速度毎分60〜120回程度
LED化ハイフラ対策が必要
小型化視認性が落ちると注意
取り付け位置前後左右から見えることが重要
スモークレンズ暗くなりすぎると注意

マフラー交換で注意すること

マフラー交換は、バイクカスタムの定番です。

見た目や音が変わり、バイクの印象も大きく変わります。

ただし、マフラーは違反になりやすいパーツの代表でもあります。

認証マフラーを選ぶのが基本

公道で使うなら、保安基準に適合したマフラーを選ぶ必要があります。

交換用マフラーには、性能等確認済表示や近接排気騒音規制などが関係します。JMCAも、交換用マフラーの性能等確認済表示や近接排気騒音について説明しています。

初心者がマフラーを選ぶなら、以下の表示を確認しましょう。

  • JMCA認証
  • 政府認証
  • 車検対応
  • 保安基準適合
  • 対応車種
  • 対応年式
  • 型式適合

特に大切なのは、車種と年式に適合しているか です。

同じ車名でも、年式や型式によって適合マフラーが違うことがあります。

車検なしのバイクでも関係ある

125ccや250ccなど、車検がないバイクでもマフラーの基準は関係あります。

「車検がないから爆音でも大丈夫」というわけではありません。

基準を超える音量だったり、認証されていないマフラーだったりすると、整備不良や違法改造として扱われる可能性があります。

特に以下は注意です。

  • バッフルを外して走る
  • サイレンサーなしで走る
  • 直管マフラー
  • 極端に音が大きい海外製マフラー
  • 認証プレートがない中古マフラー
  • 車種不明の汎用マフラー

バッフルを外すのは基本NG

社外マフラーの中には、バッフルを取り外せるものがあります。

しかし、認証マフラーは基本的に認証された状態で使うことが前提です。

バッフルを外すと音量が大きくなり、基準を超える可能性があります。

「付属していたから外してもいい」ではなく、公道では認証状態のまま使うのが基本です。

マフラーのOK・NG目安

内容目安
認証マフラー公道用なら基本的に推奨
車種・年式適合必ず確認
バッフル取り外しNGになりやすい
爆音マフラー違反リスクが高い
車検なしバイク基準は関係ある
中古マフラー認証プレート・適合確認が重要

テールランプ・ブレーキランプのカスタムで注意すること

テールランプやブレーキランプは、後続車に自分の存在や減速を知らせる重要なパーツです。

スモークテールや小型LEDテールに交換する人もいますが、色や明るさ、取り付け位置には注意が必要です。

テールランプの色は赤色

テールランプやブレーキランプは、基本的に後方に赤色の灯光を出す必要があります。

白や青に光るテールランプは、公道向けとしては避けるべきです。

また、スモークレンズにすると見た目は引き締まりますが、暗くなりすぎると後続車から見えにくくなります。

ブレーキランプは点滅しないこと

制動灯、つまりブレーキランプは、原則として点滅するものではないとされています。

そのため、ブレーキ時にチカチカ点滅するようなカスタムテールは注意が必要です。

ドレスアップ目的の点滅機能付きテールランプは、商品説明に「公道使用不可」と書かれている場合もあります。

取り付け高さにも基準がある

二輪車の制動灯は、上縁の高さが地上1.5m以下、下縁の高さが地上0.25m以上となるように取り付ける基準があります。

極端に低い位置や、車体の奥まった位置に取り付けると、視認性が悪くなることがあります。

フェンダーレス化やテールランプ移設をするときは、位置にも注意しましょう。

テールランプのOK・NG目安

内容目安
テールランプ色赤色
ブレーキランプ色赤色
スモークレンズ暗すぎると注意
点滅ブレーキランプ原則NGになりやすい
取り付け高さ二輪は地上0.25m以上〜1.5m以下が目安
フェンダーレス化ナンバー灯・リフレクターも確認

ハンドル交換で注意すること

ハンドル交換は、見た目だけでなく乗りやすさにも関わるカスタムです。

アップハンドル、セパハン、バーハンドルなど、スタイルを大きく変えられます。

ただし、ハンドルを交換すると車体の幅や高さが変わるため、構造変更が必要になる場合があります。

幅・高さが大きく変わると構造変更が必要になる

国土交通省の自動車検査登録総合ポータルサイトでは、寸法や重量が一定範囲内である場合は軽微な変更に該当すると説明されています。

バイクのハンドル交換でよく目安にされる範囲は以下です。

変更箇所軽微な変更の目安
長さ±3cm以内
±2cm以内
高さ±4cm以内
重量±50kg以内

特にハンドル交換で関係しやすいのは、幅と高さ です。

車検証や届出済証に記載されている寸法から大きく変わると、構造変更が必要になる場合があります。

ワイヤーやホースの長さにも注意

ハンドルを高くしたり広くしたりすると、アクセルワイヤーやブレーキホースが足りなくなることがあります。

取り付けできたように見えても、ハンドルを左右に切ったときにケーブルが突っ張ると危険です。

確認したいポイントは以下です。

  • アクセルワイヤーに余裕があるか
  • クラッチワイヤーに無理がないか
  • ブレーキホースが突っ張らないか
  • スイッチ配線に余裕があるか
  • ハンドルを左右に切っても干渉しないか
  • スロットルが自然に戻るか

特にブレーキホースやアクセルワイヤーに無理がある状態は危険です。

ハンドル交換は見た目だけで判断せず、操作に問題がないか必ず確認しましょう。

ハンドルのOK・NG目安

内容目安
幅変更±2cm以内が軽微な変更の目安
高さ変更±4cm以内が軽微な変更の目安
大幅変更構造変更が必要になる場合あり
ワイヤー類突っ張り・干渉がないこと
スロットル手を離して自然に戻ること
ブレーキホース無理な引っ張りがないこと

ミラー交換で注意すること

ミラー交換も人気のカスタムです。

バーエンドミラーや小型ミラーに変えると見た目はスッキリしますが、後方が見えにくいものは危険です。

鏡面サイズに注意

後写鏡は、後方の交通状況を明瞭かつ容易に確認できる構造である必要があります。

また、鏡面の面積は69cm²以上、円形の場合は直径94mm以上150mm以下などの基準があります。

そのため、極端に小さいミラーは注意が必要です。

後ろが見えないミラーは避ける

見た目が良くても、後ろがほとんど見えないミラーでは意味がありません。

特に以下のようなミラーは注意です。

  • 小さすぎるミラー
  • 走行中にブレるミラー
  • 腕しか映らないミラー
  • 左右の視界が狭すぎるミラー
  • 鋭利な形状のミラー

ミラーはデザインパーツではなく、安全確認のための装備です。

ミラーのOK・NG目安

内容目安
鏡面面積69cm²以上が基準
円形ミラー直径94mm以上150mm以下が目安
視認性後方が明瞭に確認できること
小型ミラー小さすぎると注意
バーエンドミラー後方視界と幅変更に注意

ナンバープレート・フェンダーレス化で注意すること

フェンダーレス化は、リア周りをスッキリ見せる人気カスタムです。

ただし、ナンバープレートやリフレクター、ナンバー灯には注意が必要です。

ナンバーは見えるように取り付ける

ナンバープレートは、後方からきちんと確認できるように取り付ける必要があります。

以下のような取り付けは避けましょう。

  • 角度を極端に上げる
  • 横向きに取り付ける
  • タイヤの奥に隠す
  • ステーやカバーで文字が見えにくい
  • スモークカバーを付ける
  • 泥や汚れで見えないまま走る

フェンダーレスキットを選ぶときは、公道使用可能なものを選ぶのがおすすめです。

ナンバー灯とリフレクターを外さない

フェンダーレス化でよくある失敗が、ナンバー灯やリフレクターを外してしまうことです。

リフレクターは、夜間に後続車から見えやすくするための重要な部品です。

フェンダーレスキットを取り付ける場合は、

  • ナンバー灯があるか
  • リフレクターが付けられるか
  • ナンバー角度が基準内か
  • ウインカーやテールランプが隠れないか

を確認しましょう。

初心者向け・カスタム前の確認表

パーツ確認すること
ヘッドライト色・明るさ・光軸・常時点灯
ウインカー橙色・点滅速度・視認性・取り付け位置
マフラー認証・音量・車種適合・年式適合
テールランプ赤色・明るさ・点滅しないこと
ハンドル幅・高さ・ワイヤー類の余裕
ミラー鏡面サイズ・後方視界
ナンバー周り角度・ナンバー灯・リフレクター
フェンダーレス灯火類や反射器を外していないか

まとめ

バイクカスタムは楽しいですが、公道を走る以上、保安基準に合っていることが大前提です。

特に、ヘッドライト・ウインカー・マフラー・テールランプ・ハンドル・ミラー・ナンバー周りは、違反になりやすいポイントです。

車検があるバイクだけでなく、125ccや250ccなど車検のないバイクでも基準は関係あります。

カスタムするときは、見た目や音だけで判断せず、以下を確認しましょう。

  • 公道使用可能か
  • 保安基準適合か
  • 自分の車種・年式に対応しているか
  • 取り付け後も安全に操作できるか
  • 灯火類がきちんと見えるか

迷ったら、認証パーツを選び、バイクショップに相談するのが安心です。

ばいびー

ナンバーや灯火類、排気音はすぐ止められてチェックされるので気をつけましょう!

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